福釜(ふかま)城

2015年6月29日撮影

福釜松平家の菩提寺である宝泉院の南側に立てられている碑を撮影。


◆別名:

 

◆所在:

安城市福釜町蔵前

 

◆交通:

 

◆歴史:

十八松平の一つ福釜松平家の本城。

初代の松平親盛は松平清康(徳川家康の祖父)に仕え、宇利城攻めで討ち死に。二代目親次は槍の名手で、息子の親俊と共に徳川家康に仕え、三河一向一揆では家康方に付き各地で奮戦。四代目康俊は大阪の陣で伏見城番を務たが、結局は大名にはなれず、松平一族の中では優遇されなかった一族と言える。

 

◆現在:

城があったとされる地は住宅地になっており、遺構などは残されていない。

城跡より500m北側に福釜松平家の菩提寺である宝泉寺があり、寺の前には城跡の碑が立てられている。


宝泉寺境内にある福釜天神の前には、御神体が菅原道真親筆の肖像画で、福釜城主である松平康盛が報奉じた物と言う事を示した碑が立てられている。