◆別名:
鳥羽川坂城
◆所在:
西尾市鳥羽川坂
◆交通:
国道247号線の西幡豆交差点を北西方面へ県道317号線に入り、山間の坂道を登って行く。
登りきったあたりで正面左手に家が見えて来るが、その先に左手に入る路地がある。
路地とは道を挟んで向かい側に、山へ登る階段があり、階段を登った先が主郭となっている。
◆歴史:
築城時期は定かではなく、築城者も大山蔵主や岡田十内などの名前が見えるが、詳細は不明。
古くから西三河支配の拠点であった東条城から、石塚峠を越えて約4キロの丘陵西端に建てられた城。
当時は虎口などもあり、軍事目的の城であったと思われるが、道路を通すために本郭などの主要部分は無くなってしまった。
◆現在:
県道脇の曲輪跡へ上る階段付近に碑が立てられており、階段を登った先にあるは墓地となっていて三河湾まで見る事ができる。
鳥羽の火祭りで有名な鳥羽神明社は、城跡より北西に300m程の県道317号線沿いにある。